小田原漁港(小田原市早川、TEL 0465-22-8131)で5月17日、定置網にかかった大きさ1.5畳ほどあるマンボウが水揚げされ、解体・即売会が開かれることが決まった。
もともと独特の体形をした大きな海水魚のマンボウ。神奈川県水産技術センター相模湾試験場(小田原市早川1)の中川研さんは「マンボウが定置網にかかることはあるが、これほど大きいものは小田原では珍しい」と話す。小田原魚市場の青木幸男さんは「以前には何度か水揚げされたが、近年では最大級のクラスの大きさ」という。
水揚げされたマンボウは競りにかけられ、魚國商店(小田原市栄町)が競り落とした。同社の古川孝昭社長は「5月19日に小田原漁港で開催される『小田原 あじ・地魚まつり』で展示、解体、即売会を開き、祭りを盛り上げる。ぜひお越しいただければ」と話す。
「小田原あじ・地魚まつり」の開催時間は8時~12時。鮮魚特売会、活魚すくい、干物販売、市漁協女性部による試食会なども予定する。