南足柄市で時代劇「富士に映える陽」上演-地元住民らも出演

防災への危機意識を再認識する作品

防災への危機意識を再認識する作品

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 南足柄市文化会館(南足柄市関本、TEL 0465-73-5111)で2月21日、富士山の宝永大噴火(1707年)をテーマにした地域住民による時代劇「富士に映える陽」が上演される。

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 郷土史や防災意識などの向上を目的に上演する同作品は、大噴火からちょうど300年経過した2007年に開成町の郷土史研究家たちが結成した「足柄歴史再発見クラブ」が噴火に関する調査情報を特集し「富士山と酒匂川」として発行したのが始まり。噴火の影響により農地を失った住民たちがさまざまな苦難を乗り越え、復興のために力を合わせて立ち上がるというストーリー。

 ナレーションを担当し、演技指導などの支援を行った女優の藤田弓子さんが座長を務める劇団「いず夢」(静岡県伊豆の国市)のメンバーや、開成町、南足柄市などの地域住民50人が出演する。

 開成町教育委員会生涯学習課の深谷さんは「おかげさまでチケットの売れ行きもよく、昼の部は残りわずかとなった。ぜひ多くの方に作品を見てもらえれば」と話す。

 上映は、昼の部=13時開場・14時開演、夜の部=18時開場・19時開演。
 チケットは、一般=1,500円、中学生以下=500円。問い合わせは、開成町教育委員会生涯学習課(TEL 0465-82-5221)まで。

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