小田原錦通り商店街協同組合のマスコットキャラクター「ニッキー」が現在、「ゆるキャラグランプリ2014」の「ご当地ゆるキャラ部門」にエントリーしている。
同商店街で「営業部長」の肩書きを持ち、小田原市から特別住民票も発行されているニッキー。誰が置いたのか、商店街にある「北條ポケットパーク」で発見されたニッキーは、出生などは謎につつまれているが、愛想もよく「かわいい」と人気を集め同商店街のマスコットキャラクターになった。発見された2012年4月21日を誕生日とし、一般社団法人日本記念日協会からも「錦通り・ニッキ―の日」として認定されている。
同グランプリへのエントリーは初めて。同商店街協同同組合では、ポスターなどの掲出で市民に投票を呼びかけている。10月20日までのネット投票に加え、11月1日~3日まで中部国際空港セントレアの空港内特設会場で開催される「ゆるキャラグランプリ2014」に参加し、会場での投票数獲得に力を入れる。同イベントではブースを出展し、ニッキーグッズの販売のほか、小田原の観光パンフレットの配布を実施。応援バスツアーの実施も予定している。
同組合・事務局長の佐々木康之さんは、「初めてのエントリーにもかかわらず健闘している。錦通り商店街と小田原の地域活性化のためにニッキーともども頑張りたい。ぜひ応援と投票をよろしくお願いします」と呼び掛ける。