箱根写真美術館(神奈川県足柄下郡箱根町強羅、TEL 0460-82-2717)で現在、日本・スイス国交樹立150周年を記念してスイス人写真家「マッテオ・アロルディ展~Floating Islands~」を開催している。
「マッテオ・アロルディ展~Floating Islands~」告知ツール
2011年開催の「マッテオ・アロルディ展~湖の息吹~」から3年半、今回が2度目となる同個展。「水」をテーマに現実と想像の境界に立ち現れる心象風景を表現したシリーズ作品を展示する。
同館学芸員の遠藤詠子さんは「山水画からインスピレーションを得たこのシリーズは、日本とスイスという遠く離れた二つの国の風景を幾重にも融合させた、時空間を超越した夢と想像の世界を表現している」と話す。
初日の10月22日と11月2日には、マッテオ・アロルディさんも来館し、観覧者とともにひとときを過ごした。
遠藤さんは「異なった場所、異なった季節にとらえた風景を融合させることで生まれた、時と空間を超越した風景写真。箱根の自然の中で時間を忘れ、ゆっくりとご覧いただければ」と来館を呼び掛ける。
展示時間は10時~17時。火曜休館。