小田原で地域の繁栄を願って例大祭 宮入で祭りは最高潮に

例大祭で担がれるみこしと小田原城(撮影=松下善彦さん)

例大祭で担がれるみこしと小田原城(撮影=松下善彦さん)

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 城下町小田原を鎮守する4神社(松原神社、大稲荷神社、山王神社、居神神社)で「例大祭」が行われ、「オイサー」「オラサー」のかけ声で「小田原担ぎ」をするみこしが地域の安泰と繁栄を願って町内を練り歩いている。

祭りに参加する町内の人々(写真提供=銀座自治会)

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 市民に「だいなりさん」の愛称で親しまれている大稲荷神社(だいいなりじんじゃ)の氏子(うじこ)「銀座自治会」でも、そろいの衣装で祭りに参加。お堀端通りから小田原駅前、町内などを優雅に担ぎ回った。

 松原神社では、夕方より「宮入」が始まり祭りはクライマックスを迎える。提灯の明かりの中を進むみこしの姿は壮観で、多くの市民や観光客が楽しむ。今年の宮入の一番手は「千度小路龍宮神社」。最後の二十八番手の「高梨町」まで各氏子のみこしが威勢良く宮入する。

 小田原市内の界隈(かいわい)では子どもたちの元気な声と、みこしのかけ声が響き渡りにぎわいを見せている。

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