湯河原町で6月5日より、初夏恒例のイベント「ほたるの宴」が開催される。
同イベントは、万葉公園内のホタル小屋で飼育した約1万頭の幼虫を3月中旬に地元の小学生の手によって放流し、その後自然羽化したゲンジボタルを楽しむもので、開催期間中は観光会館前広場で飲食物や地元工芸品の販売なども行う。同公園以外にも藤木川、千歳川、新崎川沿いにも天然のホタルが数多く生息しており、期間中は湯河原町全体で観賞することができる。
湯河原温泉観光協会企画課長の久能木考一さんは「1998年の6月に行った『ほたるの里宣言』以来特に力をいれているイベント。暗闇に舞うホタルの幻想な光を楽しんでいってほしい」と話す。「ホタルは蒸し蒸しした暑い日によく飛び、月明かりのない暗い夜の方が多く見られるので観賞の際に参考にしてほしい」とも。
開催時間は19時30分~21時。6月21日まで。問い合わせは、湯河原温泉観光協会(TEL 0465-64-1234)まで。