小田急箱根グループの「箱根ロープウェイ」が10月26日、箱根町・大涌谷周辺への立ち入り規制に伴う代行バス運行区間の一部でロープウエーの営業運転を再開すると発表した。
9月11日に大涌谷周辺の噴火警戒レベルが「3」から「2」に移行したのを受け、同社では一日も早い全線での営業運転再開を願い、ロープウエーのゴンドラ車両や運転機器・設備のメンテナンスを可能な範囲で行っていた。
運転再開区間の姥子駅(うばこ)~桃源台駅(とうげんだい)間は、10月26日時点で立ち入り規制エリア外にあるため、同区間に限り10月30日から営業運転を再開する。再開しない大涌谷駅~姥子駅間は従来通り、姥子駅経由「早雲山駅~桃源台駅」で運転している代行バスの利用のみとなる。
運行時間は9時45分~15時15分。安全が確保される場合は毎日運行を予定する。第2・第4木曜は検査のため終日運休。