小田原市中心市街地の5つの商店会で組織される「ほっとファイブタウン」が、地域経済を活性化させたとして関東商工会議所連合会より「ベストアクション」として表彰された。
「緑一番街」、「中央通り」、「小田原銀座通り」、「大工町」、「台宿(だいじゅく)」の商店階で組織される「ほっとファイブタウン」。16年前に組織され、現在まで継続して活動を展開。市内中心街への集客と回遊性を目的に、「街かどコンサート」、「小田原まちなか寄席」、「小田原まちなか朝市」、「軽トラ市」などを開催。市内のにぎわい作りに成功している。
関東商工会議所連合会に推薦した小田原箱根商工会議所の大川修平さんは「今までの集客と市内への回遊性向上のノウハウが2011年からに夏と秋に開催してきた『小田原まちなか軽トラ市』に集約している。市民や観光客に知られるようになり、毎回にぎわうようになった。ここに地域活性の答えのひとつがあるように思う」と分析する。
表彰された「ほっとファイブタウン」の平井義人さんは「今までの企画や催事などを実施してきたことが評価されてうれしい。街の活性化は市民にとっても、街にとっても大切なことなので、これからも各商店会と協力し継続していきたい」と話す。