小田急グループの「箱根観光船」が11月12日、商業施設「茶屋本陣『畔屋』(ほとりや)」の施設概要を発表した。2016年1月23日にオープンに向け、現在、準備作業が着々と進んでいる。
江戸時代の箱根関所周辺で、参勤交代の武士が体を休めた箱根宿の「本陣」をコンセプトにした同施設。箱根観光船・海賊船の箱根町港のりばの正面で、箱根登山バスへの乗り継ぎポイントであり、国道1号線に接し、箱根新道、MAZDAターンパイク箱根に近く交通の要に位置しているため、来館者は多いと予想されている。
1階の物販エリア(9時30分~17時)には、「おみやげ・箱根百話(はこねひゃくわ)」、「鈴廣かまぼこ」(小田原鈴廣)、「しいの」(しいの食品)、「NIHON ICHIBAN」(ちん里う本店)、「湖水庵旬果(こすいあんしゅんか)」が出店する。
2階の飲食店エリア(10時~16時)には、「cafe KOMON『湖紋』」がオープンする。駿河湾で水揚げされた桜エビとシラスを使った「箱根八里丼」、スパイスの効いた「畔屋特製カレー」などのランチメニューなどを提供する。
1階には箱根登山バス案内所(9時~17時25分)もオープンし、観光客へのインフォメーションサービスを充実させるという。