小田原の築100年近いかやぶき屋根の古民家で11月28日、「ごゆるり茶会」が開催された。
鴨宮にある飯山家敷地内のかやぶき屋根の家(小田原市鴨宮)で開催された同茶会。古民家と素朴な庭が作り出す空間の中で参加者はゆっくりと茶席でのひとときを楽しんだ。
主催した小田原生まれの茶人・天利宗昌さんは「ホッと落ち着く空間でお抹茶と和菓子を楽しむ茶会。『ごゆるり茶会』ならではの茶道具でおもてなしをした」と話す。今回は小田原でお茶を楽しんだ「小田原三茶人」について紹介するミニコーナーを設け、益田鈍翁、松永耳庵、野崎幻庵の茶道に対する考え方も紹介した。
天利さんは「今回の『ごゆるり茶会』は初めての方でも楽しめる茶会。今後も小田原を中心に茶会や茶道に関するワークショップを開催していく。気楽にご参加いただければ」と呼び掛ける。