小田原のオルタナティブスペース「旧三福」(小田原市栄町)は1月21日、賃貸として利用されていたアパートの1室をリノベーションしコワーキングスペースの充実を図った。
「このスペースで好きなことをカタチにしてもらえればうれしい」と山居さん
デザイナー、ライター、イラストレーターなどフリーで仕事をしている人をメーンに活用されている同施設。シェアオフィスとしての利用、作品や活動の発表、イベントの開催、交流企画の実施などを行ってきた。メンバーが主役となり新たな企画やプロジェクトも発生しているという。
同施設代表の山居是文さんは「平日は勤務し、休日や夜に素敵な活動をしている人や、起業・独立を目指して準備している人もいる。そういう人たちにとって、低価格で安心して利用できる共有の活動拠点となることを目指している」と話す。
料金は従来のコワーキングスペースと共通で月10,000円、1日利用(ドロップイン)で1,000円。従来のコワーキングスペースと気分で使い分けることができる。山居さんは、「小田原暮らしを満喫しながら、旧三福で好きなことをカタチにしてもらえればうれしい」と笑顔を見せる。