平成の大改修が完了しリニューアルオープンした小田原城で5月3日、「第52回小田原 北條五代祭り」が開催され、多くの市民や観光客で市内はにぎわいを見せた。
戦国時代に五代約100年にわたり国づくりをおこなった戦国大名北条氏(後北條)を称える小田原市最大の同祭り。2日には、北條五代歴代城主墓前で供養と北條五代祭りの安全祈願と、北條早雲像前、小田原地下街ハルネ小田原、駅周辺及び 城址公園などでの北條手作り甲冑(かっちゅう)隊によるPR活動を実施。
3日には、出陣式とし、陸上自衛隊第1音楽隊や川崎市消防音楽隊が登場してオープニングや北条ゆかりの市町などが紹介された開会セレモニーが行われ、市内へのパレードとなった。
武者隊先導役には合田雅吏さん(小田原ふるさと大使)が、初代北条早雲公には柳沢慎吾さん(同)が務め、沿道からは声援と激励の声が数多くかけられていた。