小田原・箱根エリアで現在、店舗のPRなどを目的にした「インスタグラム風の顔ハメ看板」が増加しつつあり、各店や施設の来店者などが利用して写真撮影を楽しむケースが増えてきた。
設置店と利用者の増加に伴い、「インスタグラム風顔ハメ看板」をより多くの人に理解してもらうため、愛称とハッシュタグを「インスタボード西湘」とした。
同企画に参加し看板が完成した「mame元cafe」の星江里子さんは「お客さんが『このボードお借りします』と積極的にインスタボードを使って店内で撮影するようになってきた。共通しているのはみなさんが笑顔で楽しんでいること」と話す。
同看板発案者の「マツシタ靴店」の松下善彦さんは「カメラの前だと緊張したりして自分を表に出しにくいが、インスタボードを持つと人が変わったように自己表現をする」という。参加店舗が自由に情報発信をしているため、多くの人に知られるようになり、問い合わせや参加申し込みも増えているという。