「小田原ラボラトリー」が11月27日、「勝亦・丸山建築計画事務所」(静岡県富士市)と連携して設計した紙の管で作った移動式ストリートファニチャーを、「小田原まちなか軽トラ市」会場で披露する。
「小田原ラボラトリー」は、工学院大学でまちづくりを研究する学生、都内で働く都市デザイン・マネジメントの若手専門家、小田原市役所の自主研究組織メンバーで構成されたコンソーシアム型の都市空間研究組織。街への愛着や居心地の良さを大切にしながら豊かな公共的空間の創出を目指して研究と活動を行っている。
小田原市から近い富士市の地場産業である「紙管」を使い、軽トラ1台に積み込んでどこにでも運ぶことが可能な移動式のストリートファニチャー「プレイスメイキングキット」を開発。アイテムは、屋台、テーブル、ベンチなどのセットで、「軽トラ市」で展示し出店者に開放。ブース内で実際の販売活動を体験してもらう。併せて、来場者にも紙管による「プレイスメイキングキット」でデザインされたまちなか空間を体感してもらう狙いもあるという。
当日は、小田原ラボラトリーが作成した「おだわら都市模型1000分の1スケール」も展示し、人々が自分の街の将来について語り合える機会を設けるという。
開催時間は10時~13時30分。