第3回を迎える「Craftsmanship」が11月26日、「男のマルシェは夜光る」をテーマに「wara no bag（ワラノバッグ）」（小田原市本町）の2階にあるシェアスペース「わらの家」で始まった。

常連の出店者も自信作品を用意

　今回は、小田原市にある海の見える吹きガラス工房「glasscalico（グラスキャリコ）」と、今年の4月よりスタートした靴磨き職人「Naoking SHOE SHINE」の2店が初出店し、男のマルシェの新しい仲間となる。

　「glasscalico（グラスキャリコ）」（小田原市前川）は、「glass studio in yokohama」（現・横浜硝子）を拠点に創作活動をし「ビアマグランカイ」に入選した実績を持つガラス作家の岩沢達さんが自宅にある蔵を改装してスタートした吹きガラス工房。ガラスと光が織りなす作品が特長。

　今年４月から仕事をスタートさせた若き靴磨き職人の松下直貴さんは、靴磨きの奥深さを知り独立。屋号に名前の直貴を入れて、「Naoking SHOE SHINE（ナオキング・シューシャイン）」とした。「靴を磨くことが自分自信を大きく成長させてくれる」と笑顔で話す。26日のみの出店だが「ブーツ、革靴、パンプス、バッグなどなどを持ってきていただけければ」と呼び掛ける。

　新規出店の他、ボーンカービングを駆使しアクセサリーを製作する「B2BROS」、鉄ならではの無骨で重厚な作品が人気の「植田屋」、湘南ゴールドエナジー・足柄なしサイダー・吉田島レモンサイダーなどの話題のご当地飲料を企画・製造する「UMEMARU Inc.」、ひょうたんの栽培から手がけランプを製作する「yggpranks（ゆぐぷらんく）」、ウェア、アクセ、雑貨などを幅広くセレクト。ライブプリンティングも予定する「A WAGON SHOP」(27日のみ)、オーダーを中心にレザーウォレットや小物を製作する「SHOU factory（ショウファクトリー）」、キャンピングカーを使ったジーンズの移動販売をする「Denimman」などが自信作を並べる。

　主宰する新倉健一郎さんは、「男たちがこだわり続けて作り上げる作品には、夢と希望とちょっぴり寂しさが感じられる。女性の方にも是非見てもらいたい」と話す。土曜の夜は、参加店主や来館者と、手作り商品に囲まれながらひとときを楽しむという。

　11月27日17時まで。