小田原フラワーガーデン（小田原市久野、TEL 0465-34-2814）で1月28日から、「渓流の梅林『梅まつり』」が開催される。

早咲きの梅

　2月から3月にかけて200種480本の梅がリレーのように咲く同園。1月下旬から2月上旬に見頃となる「早咲き」、2月中旬から下旬の「中咲き」、2月下旬から3月中旬の「遅咲き」の3段階で咲き続ける。

　今年の梅まつりは、「遅咲きの梅～華麗なる世界～」をテーマに2月下旬から3月中旬まで咲く「遅咲きの梅」にスポットを当てて開催する。園長の八木量子さんは「『遅咲き梅』が咲くころになると、早咲きの『桜』が登場するため、梅が脇役に回ってしまいかわいそうな存在。そこで今年は遅咲きの梅にスポットを当てた」と話す。

　ところが1月は天候に恵まれたため「遅咲き」の開花が2週間から3週間ほど早まる可能性が高くなってきた。八木さんは「テーマとしている『遅咲きの梅』の見頃が早まることで、『中咲』と『遅咲』が一斉に咲くため園内は梅一色となる。例年よりも早めにお出掛けいただければ」と呼び掛ける。

　期間中、小田原産の十郎梅をペースト状にして包んだ餅菓子「梅だれ餅」の販売を行うほか、「小田原おでんカーの来園」（2月4日、5日、11日、12日）、「プチ軽トラ市in フラワーガーデン」（2月18日、25日、3月4日）、「集まれ！きもの女子！」（2月26日）、「ウメハンドブック出版記念講演会」（2月19日）などのイベントを展開する。

　3月12日まで。