星野リゾートが運営する「界 箱根」(箱根町湯本茶屋)が現在、箱根宿の納涼滞在を楽しむための演出を行っている。
目の前に須雲川が流れ全室リバービューの同館。箱根・小田原で夏の風物詩となる「小田原ちょうちん」100灯ほどをロビーに設置。数少ない小田原ちょうちんの職人の一人である山崎勇さんのオリジナルちょうちんの手書きの文様を楽しむことができる。
中でも、オリジナルで制作した寄せ木細工の箱で提供している「山葵(わさび)と味わう利きかまぼこ」が好評だという。老舗「小田原籠清」から仕入れた3種類のかまぼこを、わさびと共に用意。味わいながらそれぞれのかまぼこを試すことができる。夜食として注文されるケースが多く、わさび漬けと合わせて日本酒との組み合わせも好評という。
同ホテルの木村文香さんは「保存食として発展してきた小田原のかまぼこ。昔は、貴族など地位の高い人々が味わう高級食材だった。今回は厳選した珍しいかまぼこを3種類用意。日本酒と合わせ、夜食として提供している。ぜひ味わっていただければ」と呼び掛ける。
利きかまぼこの料金は3,000円。当日フロントで受け付ける。