日本最高齢のインドゾウ「ウメ子」死ぬ-小田原動物園に多くの供物

園内に設置された献花台。設置期間は未定だが連休中までは必ず設置しているとのこと。

園内に設置された献花台。設置期間は未定だが連休中までは必ず設置しているとのこと。

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 小田原城址公園内の小田原動物園で飼育されていた日本最高齢(推定62歳)のゾウ「ウメ子」が9月17日朝、死亡した。同園では11時から献花台を設け、献花と記帳を受け付けている。

小田原動物園の象徴で「小田原のアイドル」とも言われていた「ウメ子」

 メスのインドゾウ「ウメ子」は1950(昭和25)年、「小田原こども文化博覧会」の際にタイより来園。当時の推定年齢は3歳。以降約60年の長きにわたり同園の象徴的存在だった。名前は小田原特産の梅にちなんで名付けられたという。

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 小田原市役所観光課の飯田さんによると「午前8時37分ごろ、飼育員が飼育舎の中で横たわったままの『ウメ子』を発見し、その後死亡を確認。最近の健康状態は良好で昨日の時点でも餌は完食しており、特に異常は見られなかった」という。「主治医の伊藤獣医からは『解剖しないとはっきりとしたことはわからないが、所見では老衰と思われる』との話があった」とも。

 急きょ設けられた献花台には早くも花束や好物の野菜などが供えられ、参列者が手を合わせウメ子を悼む姿が見られる。献花に訪れた市内在住の男性は「もっと長生きしてもらいたかったが今はとりあえずありがとうが言いたい」と話していた。

献花台の受け付け時間は9時~17時。