箱根地域で紅葉の見ごろが始まり芦ノ湖畔を訪れた観光客は紅葉狩りを楽しんでいる。
芦ノ湖畔の紅葉は、11月に入り見ごろを迎え、紅葉、芦ノ湖、富士山が秋の絶景を見せている。湖畔にあるザ・プリンスホテル箱根芦ノ湖の稲葉健二さんによれば、「箱根の今年の紅葉は、夏の雨が多かったことから遅くなるのではないかと予想していたが、台風22号の後、急に冷え込んできたこともあり例年並みになった」という。
箱根の紅葉は、芦ノ湖畔から始まり、仙石原、強羅へと標高の低い地域に移動する。稲葉さんは「これが箱根の『紅葉の山下り』。現在でも芦ノ湖畔は見ごろでも、標高が低いところでは色づき始めの状態。それだけ長い期間、紅葉が楽しめる」と話す。
箱根全域で見れば、11月の連休が紅葉狩りのピークになると予想され、12月上旬ごろまで、オレンジ、黄色、深紅色へと移りゆく紅葉が楽しめる。