小田原・宮小路(みやこうじ)に店を構える3店がタッグを組んで1月17日から開催した「カレーフェスティバル」に多くの人が訪れ、にぎわいを見せた。
「Good Trip Hostel & Bar」の店内は多くの人でにぎわった
主催したのは、「Good Trip Hostel & Bar」の中村力弥さん、「すみれcafe」の木村チエさん、「BAR MIZUNARA」の水野健太さんの3人。いずれも宮小路地域に出店して日が浅い。「でも宮小路が好きな仲間。このかいわいをにぎやかにしたいと夢にまで見ている」と話すのは推進した中村さん。「何かフェスティバルをやりたい」と話すと意気投合。この時期、中村さんには一つの出会いがあり、テーマをカレーにしたという。
中村さんが運営する「Good Trip Hostel & Bar」には、インバウンドを含めて多くのゲストが宿泊。その1人で、カレーを研究し、カレーの味で多くの人を感動させている「パレタコ食堂」のオーナー・瀬頭拓海さんと巡り会った。早速意気投合。カレーフェスティバルに「Good Trip Hostel & Bar」から出店する運びになった。
当日のメニューは「薫製サバと梅干しのココナツフィッシュカレー」。サバのうま味みを生かしながら薫製にし、小田原産の「曽我の梅干」、「湘南みかん」や野菜を使い、全体をココナツでまとめたメニューを提供した。
中村さんは「うれしかったのは、市内だけでなく県外や遠くは埼玉県からも来店してくれたこと。開催期間中、宮小路を回遊する人が増えたことも開催して良かったと思った理由」と話す。既に、この経験を生かして次の企画もスタートさせているという。