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箱根登山ケーブルカー新型車両搬入 3月20日の運転開始に向けて準備加速

クレーンにより行われる新型車両の搬入作業

クレーンにより行われる新型車両の搬入作業

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 新型車両への切り替えのため運休している箱根登山ケーブルカーが、3月20日からの運転開始に向けて新型車両の搬入作業が3月4日に行われた。

線路上におろされる新型車両

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 8時30分から始まった新型車両の搬入。車両をクレーンで線路上に降ろす作業が行われた。通常では見られない光景で、車両が空中を移動する様子を撮影する人の姿も多く見られた。

 箱根登山ケーブルカーは、箱根町の強羅駅と早雲山駅とを結ぶ箱根登山鉄道が経営する鋼索(こうさく)鉄道。最大勾配は200‰(パーミル)で、高低差は214メートル。路線距離は1200メートルで6駅。単線2編成交走式で運行されている。

 スイスのガングロフ社で製造され1995(平成7)年より運行されていた「ケ100形」と「ケ200形」の2編成が引退。新型車両により3月20日始発から、箱根登山鉄道「アレグラ号( 3000 形)」と同じ「バーミリオンはこね色」で塗装された1号車と、「箱根の青空」をイメージした2号車で運行される。

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