江之浦ダイビングサービスアクアランド(小田原市江之浦)が、11月8日に恒例の「ダイバーズデー」を開催する。
毎回多くのダイバーが集う「ダイバーズデー」。ボートでとっておきのダイビングスポットに移動する「ボートダイビング」や、小田原らしい景品がゲットできる「お楽しみ抽選会」、好評の「フードサービス」など定例企画のほか、「イベント限定のTシャツ」の販売を行い、売上げの一部と当日の参加費(1人500円)の全額を小田原の医療関係機関へ寄付する。
江之浦ダイビングサービスアクアランドの野瀬勝利さんは「毎回多くの方に楽しんで頂いているイベント。江之浦の海が好きなリピーターや、ここの海で始めてダイビングした方々も参加する。楽しい1日にしたい」と話す。
店主の野瀬さんは2代目。今回からイベントの運営は3代目兄弟にバトンタッチされる。「既にSNSなどの業務は担当しており、私が担当していたときより評判が良い」と野瀬さん。どこかうれしそうな顔を見せる。
3代目の直哉さんと匠海さんは、起業した祖父の仕事ぶりや父の働く後ろ姿を見てきた。「2018年の台風12号で大打撃を受けたときに、父のすごさを見た」と直哉さん。被害の状況を把握し冷静に判断して復興に全力で挑む様子を見て「学ぶことも多かった」と振り返る。
「ダイビングから戻ってくるお客さんがみんな笑顔。その笑顔につられてこちらも笑顔になる。そんな仕事って魅力的」と異口同音。祖父や父の夢を自分たちが実現しようとしている2人が運営する「ダイバーズデー」。楽しみにしている参加者も多いという。