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「日本植物園協会ナショナルコレクション」認定のツツジ 赤やピンクの花が三分咲き

84種類約3000株のツツジが芦ノ湖と富士山に向かって植栽されている(写真は以前の満開時の様子)

84種類約3000株のツツジが芦ノ湖と富士山に向かって植栽されている(写真は以前の満開時の様子)

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 芦ノ湖畔にある「小田急山のホテル」(箱根町元箱根、TEL 0460-83-6321)で、「日本植物園協会ナショナルコレクション」に認定されたツツジに赤やピンクの花が開花し始め、5月3日現在「三分咲き」になっている。

「小田急山のホテル」のツツジが「日本植物園協会ナショナルコレクション」に認定

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 日本産の絶滅危惧植物の生息域外保全を目的とした「植物保全拠点園ネットワーク事業」を2006年から開始している日本植物園協会。2017年からは、「野生種、栽培種に関わらず、日本で栽培されている貴重な植物を守り後世に伝えていく」ことを目的として「ナショナルコレクション認定制度」を展開している。

 小田急山のホテルは、三菱4代目社長で事業部門を独立させ企業グループを形成した岩崎小彌太(こやた)の別邸「見南山荘」跡地にある。英ケンブリッジ大学ペンブローク・カレッジへ留学した小彌太。5年間のケンブリッジでの学生生活を終えて帰国し三菱合資会社副社長に就任した。

 小彌太は1911(明治44)年に、心地よい気候に恵まれた箱根に10万坪の土地を取得。「見南山荘」と命名。この地に、英国で体験した狩猟、ゴルフ、ボート遊びの施設を造り、庭園にはツツジを富士山と芦ノ湖に向かって植栽した。

 植栽された84種類約3000株の中には、江戸時代に作出された30種の古品種や、小彌太が英国から取り寄せた品種も含まれていた。今回の認定で、こうした歴史的な側面と、大刈り込みされたツツジが樹高3メートル以上の大きさに成長、周囲の景観とともに次世代に残すべき価値あるコレクションとして認められた。

 5月3日、ツツジは三分咲きにも関わらず赤やピンクの花がつぼみより咲き始め、訪れる人を楽しませている。
【追記】5月6日現在「五分咲き」で見ごろが近づいている。
【追記】5月9日現在 ツツジが咲き誇り「見ごろ」。

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