富士屋ホテルグループ（箱根町宮ノ下）はSDGs活動の一環で、10月14日と24日に小田原地域と関連施設のある山梨県河口湖地域の清掃作業を行った。

グループに分かれてゴミ回収を行う

　富士屋ホテルは2003（平成15）年から、創業125周年の記念事業として地域の清掃作業を行っている。現在までに、富士山五合目付近、河口湖周辺、小田原周辺、湯本地域などで実施してきた。2019年～2021年は感染防止の観点から中止し、今回が4年ぶり18回目の実施になった。

　今回は、富士屋ホテル・湯本富士屋ホテル・箱根ホテル・仙石ゴルフコース・営業本部・総務人事部など箱根地区従業員35人と台湾からの研修生10人が参加し小田原地域を清掃。山梨地区従業員15人は河口湖周辺でクリーンアップ作業を行った。

　小田原地域で回収したごみは可燃ごみ180リットル、不燃ごみ90リットルになった。参加した西田大さんは「活動を通じて日常の小さなことからSDGsの取り組みができることを知り、貴重な体験になった」と振り返り、植野高久さんは「観光需要が回復し、小田原・箱根に訪れる方々が気持ちよく来ていただけるよう環境づくりをすることに貢献できれば」と話す。