「第8回小田原おでん祭り」が10月9日から小田原城二の丸広場(小田原市城内)で開催されている。当初は10日までの予定だったが9日の天候が悪かったため、11日まで行われる。10日の正午前には天候も回復し、多くの家族連れが繰り出し小田原おでんを味わった。
同祭りは、小田原おでん会が主催。小田原にある山の幸と海の幸を生かした「おでん」の普及を目的として開催され、「小田原おでん」のブランド確立を目指してきた。目標は「楽しいおでんのまち小田原」。おでんに必要な練り物や野菜など、ほぼ全てが小田原の食材。この食材に新しいアイデアを取り入れ、小田原らしいユニークなおでんを作りにも挑戦している。
同会の田代勇生会長は、「小田原おでんのおでん種は、作っている人の顔が分かる。だから安心して食べられる。吟味した海の幸と山の幸から作られたおでん種は最高だし、種から出るうま味はだしをおいしいくする」と話す。
なお、11日は、午前10時から午後16時まで開催。