神奈川県松田町で適度な秘境感と秘密基地感を楽しめる貸別荘型ステイ施設「休日ひみつきちYADORIKI 1号館」は、「休日ひみつきち2号館 星降る森の片隅で」を新施設としてオープンし、8月初旬から本格稼働している。
従来からの施設「休日ひみつきちYADORIKI 1号館」は、1年間の準備期間を経て2022年5月に完全プライベートな貸別荘一棟貸しの施設として開業。施設名は住所が松田町の寄(やどりき)であることから命名された。ゲルマニウム温浴を含む石風呂と桧風呂にサウナと壺(つぼ)水風呂、バーベキューセット、懐かしいレトロゲームセット、公式卓球台と卓球セット、子供用大型滑り台遊具、散策用貸し出し自転車(3台)などをそろえ、2人組やファミリーのほか仲間同士での利用も予想より多く、予約が取りにくくなっている。
運営する横田晃一さんは「施設のコンセプトは『to be a kids again』。子供心に帰って休日を秘密基地で希望と夢を持ちながら過ごしていただく施設づくりをした。多くの方に共感していただき、週末はほぼ満室が続いたことから2号館の新設に踏み切った」と経緯を話す。
横田さんが開業準備をしていたときに「松田町で見た星空の美しさ。ここからヒントを得て新規の施設名を『休日ひみつきち2号館 星降る森の片隅で』とネーミングした。バレルサウナ(木製の樽型サウナ)、ゆったりしたお風呂、ウッドテイストなインテリア空間でのんびりとした時間が過ごせる施設を目指した」と話す。
バレルサウナは、フィンランドから輸入し自ら組み立てた。「サウナで整えながら、松田町の星空を楽しんでいただけるように天井部分の一部をアクリル製に改良。サウナから見る星空が楽しめるようにした。サウナで星空。ぜひ体験を」と横田さん。
7月3日にプレオープン。利用していただいた方の意見を聞き、1カ月以上かけて改良を続けて完成度を高めた。「8月の夏休みやお盆休みのニーズに対応できて良かった。利用していただく方々が松田町の自然の中で休日を自分だけの秘密基地でくつろいで過ごしていただければ」と笑顔を見せる。
チェックイン15時。チェックアウト10時。料金はワンプライス方式で3人まで1泊3万円(追加料金1人=8,000円。金曜・土曜は20パーセント増し、追加料金1人=1万円)。宿泊は大人は6人まで。子ども(小学6年生まで)は無料。