箱根強羅公園（箱根町強羅）内にあるサンドイッチ料理の専門店「一色堂茶廊」が9月9日から、園紅茶・サンドイッチ・スイーツがセットになった「オータムアフタヌーンティー」を期間限定で提供する。

箱根強羅公園「一色堂茶廊」

　小田原電気鉄道（現：箱根登山鉄道）が推進していた湯本～強羅間の登山鉄道敷設の計画に先立ち、1914（大正3）年に登山鉄道の終点となる強羅のシンボルとして造園された同園。公園の設計は当時造園の第一人者とされた一色七五郎が担当。日本初のフランス式整型庭園で、左右対称で幾何学的に池などを配置した特徴があり、完全な形で現存している公園で、2013（平成25）年8月1日に国の登録記念物に指定されている。

　近年、フランス式整型庭園を楽しんだ後に一色堂茶廊のアフタヌーンティーを味わうために来園する人も増え、季節ごとに提供するセットも定番化しつつある。今回もサンドイッチと4種のスイーツ、紅茶（ホットアッサムティーまたは、アイスレモンティー）のセットを用意。「かぼちゃのタルト」「りんごのシブースト」「赤葡萄（ぶどう）シャーベット」「焼き菓子」のスイーツ4種で「秋の季節感を演出する」という。

　価格は2,530円～（サンドイッチにより異なる）。営業時間は10時～16時。入園料は、大人550円、小学生以下無料。箱根フリーパス、大涌谷きっぷ、のんびりきっぷ、箱根のりものパスLiteを利用の場合は入園無料（デジタルチケット含む）。材料がなくなり次第、提供終了。