見る・遊ぶ

湯河原でブックマーケット 「文豪の町」にふさわしいブックカルチャー目指す

ビールスタンドかどや2階のおちあい座で行われる「第1回かどやブックマーケット」

ビールスタンドかどや2階のおちあい座で行われる「第1回かどやブックマーケット」

  • 106

  •  

 湯河原・千歳川沿い落合橋のたもとの「ビールスタンドかどや」(湯河原町宮上)が、10月22日に2階の「おちあい座」で「第1回かどやブックマーケット」を開催する。

開催を訴求するビジュアル

[広告]

 島崎藤村、芥川龍之介、谷崎潤一郎、小林秀雄、与謝野晶子、山本有三などの文人たちが湯河原で筆を走らせたと伝えられている「文豪の町」として、ブックカルチャーを盛り上げることを目指して開催する「かどやブックマーケット」。出店するのは、湯河原町唯一の書店「書店 好文の木」(湯河原町土肥)と、小田原で読書好き3人が昨年開いた小さな書店「南十字」(小田原市南町)。一般の参加者による買いものバスケットや段ボール一つ分の小さな本屋「ひとはこ書店」も行い、現在、出店者を募集している。

 かどや店主の相原幸典さんは「今回募集するのは『ひとはこ書店』。自身がお持ちの本を1箱お持ちいただき一日のみの書店をオープンしていただく企画。既に3人の方が出店を希望している。ぜひ応募していただき、本好きの方々との交流を深めてもらえれば」と呼びかける。

 4月2日にグランドオープンした「かどや」。1階のビールスタンドと2階のフリースペース「おちあい座」があり、定期的なイベントの開催でにぎわいを見せている。湯河原で実施している地域イベント「湯探歩(ゆたんぽ)」にも積極的に参加し、地域活性化に一役買っている。

 相原さんは「湯河原の各施設が工夫して湯河原に来る人を増やし、湯河原を楽しんでもらうことが必要。小さな活動だが、一歩ずつ。そんな気持ち」と笑顔を見せる。

 開催時間は11時~16時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース