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箱根強羅公園、開園110年施策始まる 要望に応え「年パス」発行へ

箱根強羅公園

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 小田急箱根が運営する「箱根強羅公園」(箱根町強羅、TEL 0460-82-2825)が4月15日から、8月20日に迎える開園110年を記念してアニバーサリー施策を実施する。

「箱根強羅公園」が開園110年

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 別荘地・避暑地の箱根・強羅地区に、華族など上流階級の親睦・保養施設として、1914(大正3)年に開園した強羅公園。1957(昭和32)年に一般開放され、植物園・体験型工芸施設なども整備され、訪れる人も多い。

 アニバーサリー施策のメインは「箱根町民ウエルカムキャンペーン」。箱根町在住町民と同伴者1人の入園料が無料になる。併せて、要望が多かった「年間パスポート」の販売を始める。購入特典として、同伴者1人が入園無料になる。同園正門と西門窓口で販売する。

 園内にあるサンドイッチ料理レストラン「一色堂茶廊」では「アニバーサリースイーツ」を提供。人気メニューのフレンチトーストをアレンジしたアニバーサリースイーツで、春と秋に見られるローズガーデンのバラをイメージしている。

 同じエリアにある箱根写真美術館館長で写真家の遠藤桂さんは「歴史的に強羅地域のランドマークとしての役割を果たしている。年間を通して楽しむことができる施設で、春と秋に楽しめるバラ、夏には木陰で風を受け、秋には紅葉と情緒あふれる冬など四季を通して楽しめる。隣接する箱根美術館を『和』とすれば、箱根強羅公園は『洋』。2つの施設が作り出す強羅の空間も楽しめる。時間をかけてゆっくりと過ごしてもらえば」と魅力を話す。

 開園時間は9時~17時。入園料は大人650円(小学生以下無料)ほか。

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