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箱根町、「景観まちづくり協力店」1号に2店舗を認定

山口町長(中)から認定を受けた山本さん(左)と石垣さん(右)

山口町長(中)から認定を受けた山本さん(左)と石垣さん(右)

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 箱根町は自然を守る景観形成に協力的な店舗や事業所に対して「景観まちづくり協力店」1号店を認定した。

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 第1号の認定をうけたのは、うろこの宮ととや(箱根町湯本)社長の山本達雄さんと、すどまり温泉民家石垣(箱根町仙石原)石垣照子さん。認定には厳しい項目を満たさなければならないが、両店ともコンセプトをもって店作りを進めており、「先駆的立場を担うにふさわしい」と判断された。

 うろこの宮ととやは湯本駅前近くにある魚介類土産販売店。利用客とのコミュニケーションを大切にしており、店主との会話を楽しみにしている観光客も多い。景観に対する配慮も「お客さまへのもてなしの一つ」と考える。

 すどまり温泉民家石垣は隠れ家のような温泉民宿。看板を掲げず普通の民家のように見えるが、室外機や配管は木枠で囲うなどで配慮する。

 2人とも「歴史の有る箱根で暮らし、商いができることが素晴らしい。誇りを持って店作りをしていきたい」と話す。認定された店舗や事業所には認定証と認定シールを交付するほか、箱根町ホームページなどでPRする。

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