かつて東海道本線を走っていた「湘南電車」が運行終了以来、約5年ぶりに神奈川県内で運転された。
これはJR東日本が、日帰りツアー「懐かしの113系電車で行く東海道線の旅」として2月5日・6日に開催したもの。横浜-熱海間を4両編成でゆっくり運転し、途中の国府津車両センターへの入出、茅ヶ崎駅での撮影会なども行われた。
同車両は濃いオレンジとグリーンのツートンカラーが特徴で「湘南色」と呼ばれ、東海道線の象徴ともいえる。この車両塗装は初代「湘南電車」から受け継がれ、長い間利用客やファンに親しまれていた。現在運行中の車両にも部分的に取り入れられている。
当日、駅や沿線の撮影ポイントに集まった鉄道ファンは年齢層が広く、中には親子でカメラを構える姿も見られた。