箱根の初夏の風物詩「夜のあじさい号」予約受け付け始まる

箱根湯本駅先のライトアップポイント

箱根湯本駅先のライトアップポイント

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 箱根登山鉄道は5月19日、初夏の箱根の風物詩となっている「夜のあじさい号」の予約受け付けを始めた。

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 「あじさい電車」は、沿線に咲く約1万本のアジサイが見ごろを迎える6月中旬~7月中旬に運行しており、アジサイの見せる昼と夜の違った風情が人気を集めている。1時間に4本(夜間2~3本)運行し、始発の箱根湯本駅から終点の強羅駅までを約40分(夜間約36分)で結んでいる。

 臨時運転(全席指定)となる「夜のあじさい号」は、夜間の18時30分~22時の時間帯に沿線7カ所をライトアップし、ポイントごとに車内の照明を落とし徐行や停止を繰り返しながらゆっくりと走行する。「宮ノ下駅」では約10分間停車し、線路際まで降りて間近でアジサイ鑑賞ができるほか、電車をバックに写真撮影することもできる。

 同社鉄道部の浅野秀光さんは「ぜひ車窓に触れるほど咲き誇るアジサイを堪能してほしい」と話す。

 運賃は、大人=600円、小人=400円。予約受け付けは月曜~金曜9時30分~17時。ライトアップ期間中、利用客には特製うちわの進呈を予定。「夜のあじさい号」の運行は7月11日まで。問い合わせは予約センター(TEL 0465-32-8787)まで。

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