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小田急山のホテルのツツジが見ごろに-3千株が咲きほこる

様々な色を持つツツジ

様々な色を持つツツジ

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今年で60周年を迎える「小田急山のホテル」(足柄下郡箱根町、TEL 0460-83-6321)の庭園のツツジが見ごろとなり、来訪客でにぎわいをみせている。

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「小田急山のホテル」は、岩崎男爵(岩崎小彌太)別邸跡地に建ち、明治時代に岩崎男爵が欧州から種木を持ち帰って植えたことから、クルメツツジ、キリシマツツジ、ミヤマキリシマツツジ、ウンゼンツツジ、リュウキュウツツジ、ヒカゲツツジ、ヒノデツツジ、ドウダンツツジ、ゴヨウツツジなど、現在までに30種3,000株を保有している。

ホテル担当者は「肥料を与えるところから剪定(せんてい)、除草、殺虫消毒作業、冬は雪落しまで、年間を通じてスタッフが総出となって庭園の手入れをしている。このコンディションを保つことで栄養価の高いツツジが育ち、色鮮やかになる」と話す。

例年、赤やピンクのツツジから咲き始め、後半になってから白のツツジが咲き始めるという。今年は昨年に比べ4日~5日早く開花したが、気温の低い日が続いたこともあり、例年と同じく5月下旬まで楽しむことができる。ツツジが終わるとシャクナゲ・バラも見ころを迎える。

庭園の一般開放は9時~17時。見学料は800円。

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