箱根登山鉄道風祭駅で10月1日、南口新改札の開通セレモニーが行われ、小田原市長らによるテープカットが行われた。
当日は、箱根登山鉄道の和田雅邦社長の開会あいさつから始まり、主賓あいさつでは小田原鈴廣鈴木悌介副社長が「地元住民・観光客・箱根登山鉄道・小田原鈴廣など、皆それぞれにとって使い勝手のよい駅になる。長年の夢が実現した」と話し、来賓として加藤憲一小田原市長が祝辞を述べ、「地域住民と観光客の利便性を考えると非常に意味のあるもの。今後、箱根板橋駅・入生田駅も同様にバリアフリーを含めた改良工事を行っていきたい」と話した。新改札口前ではテープカットが行われたほか、乗客による通り初めも行われた。
小田原鈴廣広報担当の加藤さんは「(風祭駅は)以前はホームの長さが1両分しかなく、車両がホームからはみ出してしまうため箱根湯本側の1両しか扉を使えない駅だった。改良工事により今年3月からはホームが全車両分の長さになり、今日からは新改札口が開通。本当に便利な駅となった」と話す。