小田原フラワーガーデン（小田原市久野、TEL 0465-34-2814）で現在、「梅まつり」が開催されている。

　園内の「渓流の梅林」には約200品種480本の梅が植栽されている。早咲きから遅咲きまで種類が多く、長い期間楽しめるのが特徴。沢が流れ、修景池がある約2ヘクタールの敷地には芝生が敷かれている。見頃になると花見客が多く訪れ、芝生でのんびりしたり、弁当を広げたりする人もいる。

　現在、早咲きの八重寒紅・八重野梅などが二～三分咲き。今年の開花は遅く、ようやくほころび始めたところだという。見頃は2月中旬以降になる予想。

　期間中の土曜・日曜にはイベントを開催。肌寒いこの時期、散策で冷えた体を温める火鉢を梅林のあずまやに置き、梅茶と焼きもちを先着30人に振る舞う。子ども連れにはお手玉やメンコなど懐かしいおもちゃをそろえ、季節の花の缶バッジを作るワークショップも予定。週1回、「梅園ガイドツアー」も実施し、同園スタッフが、その時咲いている梅の見どころを案内する。

　開園時間は9時～17時。月曜休園。