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「レンタサイクル」で町を活性化-開成町で社会実験、マップ配布も

社会実験中の「レンタサイクルかいせい」

社会実験中の「レンタサイクルかいせい」

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 開成町で現在、「レンタサイクルかいせい」が実施されており、多くの人が利用している。運営は足柄上商工会開成支部・開成町商工振興会と開成町。

瀬戸酒店のレンタサイクル

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 レンタサイクルで町を活性化させる同企画は、同商工振興会創立50周年記念事業の一つ。社会実験として、開催のイベントに合わせて10月3日~2月13日の期間に行った。2回目となる今回は、開成町の「瀬戸屋敷ひなまつり」と隣接する松田町の「まつだ桜まつり」に合わせて2月14日~3月4日まで実施。次回は4月中旬からを予定している。

 町内の5店舗がサイクルステーションとなり、3~7台の自転車を用意。利用者にはサイクリングマップを配布し、空気入れの貸し出しを行っているサポートポイントも設ける。

 開成町は平たんな道が自転車散策に適しており、田園風景が広がるのどかな雰囲気が魅力。ホームページでは車の移動だと見落としてしまう町の見どころやグルメスポットを紹介している。

 足柄上商工会の津田昌賦さんは「町の魅力を自転車で堪能してもらいたいとの願いから実施した。ひな祭りのイベントなどに合わせて、多くの人に利用してもらい良かった。今後もレンタサイクルの事業を通して町を活性化していきたい」と話す。

 貸出時間は9時~17時。料金は、ノーマルタイプ=300円、アシストタイプ=500円。

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