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「小田原どん」に秋の小鉢で季節感を表現-地元の老舗割烹

「小田原どん」を紹介する「割烹 清風楼」5代目の中山雅樹さん

「小田原どん」を紹介する「割烹 清風楼」5代目の中山雅樹さん

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 小田原の料理店「割烹 清風楼」(小田原市本町、TEL 0465-23-3711)が現在、「小田原どん」に秋の味を感じさせる小鉢を添えて提供している。

小田原どん「小田原アジつみれ丼」

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 同店は「小田原どん」の開始時期から参加している10店の1店。アジのすり身を揚げて卵でとじ、小田原かまぼこなどを加えた「小田原アジつみれ丼」を提供しており、リピーターも増えているという。

 「わざわざ食べに来てくれる方が多くなってきたことはうれしいが、常に新鮮な感動のある味を提供しなければ飽きられる」と5代目の中山雅樹さん。そしてたどり着いたのが小田原の季節の味を凝縮する「小鉢」だった。そのため、1年に10回程度は小鉢のメニューを開発し、移りゆく小田原の季節を味わってもらうことにした。

 板場を預かる中山さんが、箱根の「強羅花壇」で6年間調理に従事した際、日本料理店「つきぢ田村」が調理を担当していた時期でもあったため、割烹を基礎から学んだ。このときに学んだ「調理の技」が小鉢の開発に役立っているという。

 「今後、秋から初冬、冬、春の息吹の味へと小鉢の中身は変化していく。その変化こそが小田原の季節そのもの」と話す。

 営業時間は11時30分~21時。月曜定休。

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