カネボウ化粧品香料研究室(小田原市寿町5)が香りが男性の気分に与える効果を検証し、「香りの記念日」の10月30日、「ローズの香りは男性をドキドキさせる効果がある」と発表した。
香りが男性の気持ちをどのように変えるかを実験した同調査。「香料研」と呼ばれる香りの研究部門が担当し、小田原工場内のカネボウ化粧品研究所と東京・茅場町の本社の2カ所で実施された。
調査の結果、男性は香りの種類によって感じる気分に変化があることが分かり、ローズの香りは、男性をロマンチックな気分にさせる効果が高いことが検証された。特に女性がローズの香りを身にまとうと男性は交感神経などが活発化し、ドキドキしていると推測されるという結果が得られたという。
同社では今後、この結果を新たに開発する化粧品の香りなどに生かしていく。