知的障がいを持つ人々を支援している「ひよこあーとぷろじぇくと」が現在、ワークショップを通して制作されたアート作品を雑貨として商品化し小田原市内で販売している。
ダウン症の子どもを持つ親の会「ひよこの会」が母体となっている同プロジェクト。アートディレクターで若手クリエーターの育成にも取り組む中津川浩章さんの協力を得て、知的障がいを持つ人々にアートワークショップを開いている。
自由に作られたアート作品を基に、ポストカードやクリップなど商品化。市内の「マルげん商店」(小田原市栄町)で販売している。
同プロジェクトの萩原美由紀さんは「知的障がいのある若きアーティストたちの表現活動の中から生まれた作品を商品化した。今後はより多くの人に届けたいとの思いから、表現する場を継続的に提供するため、NPOの設立を計画している」と話す。