BIGLOBEを運営するNECビッグローブは3月14日、利用者が選ぶ人気の温泉宿や温泉地を決める「みんなで選ぶ 第5回温泉大賞」の温泉番付を発表し、箱根温泉(17湯を含む)が東の大関に選ばれた。
江戸時代に発表された温泉番付形式にならい発表される同賞。利用者の投票と同社が話題性や取り組みを考慮して、人気の温泉宿や温泉地を発表している。
温泉地番付では、横綱は東が「草津温泉」、西が「由布院温泉」となった。大関は東が「箱根温泉(17湯を集計)」、西が「有馬温泉」。前頭に「熱海温泉」も名を連ねた。
温泉宿番付では、横綱は東が「第一滝本館」、西が「加賀屋」。大関は、東が「ホテル一井」、西が「杉乃井ホテル」。関脇は東が「富士屋ホテル」、西が「水明館」となった。前頭には「箱根ホテル小涌園」が選ばれた。温泉宿特別賞の「注目賞」として、昨年箱根に誕生した「星野リゾート 界」が受賞した
温泉宿番付で関脇となった富士屋ホテルのマーケティングを担当する植野高久さんは「今年7月15日で創業135周年を迎える時期にうれしい知らせ。お客さまが過ごしたいと思う空気、癒やされたいと思うおもてなしを、さらに心掛けていきたい」と決意を新たにする。
特別賞の注目賞を受賞した「星野リゾート 界」のブランドを担当する南雲朋美さんは「温泉旅館ブランド『界』に注目をいただき大変うれしい。日本の宝である温泉をより多くの人に楽しんでいただくさまざまな取り組みをしている。温泉好きな方がもっと温泉好きになるような企画を、これからも提案していきたい」と話す。