アールヌーボーとアールデコの時代の宝飾とガラス工芸作家ルネ・ラリックの作品を展示する箱根ラリック美術館(箱根町仙石原、TEL 0460-84-2255)で現在、「春のプチ展示『パピヨンをおいかけて』」が開催されている。
パピヨンはフランス語で「チョウ」を意味する。愛らしい姿で舞うチョウにラリックも魅了され、多くの作品を残している。今回は、ラリックが創造したチョウの作品を展示。特にブローチ「蝶の妖精」(1897~1899年ごろ)の美しさは「格別」と評価されている。併せて、海外のチョウの標本やチョウが描かれた切手も展示。ゴールデンウイーク期間中には、家族向けの企画としてチョウをテーマにしたワークショップも予定する。
開館時間は9時~17時。入館料は、大人=1,500円、大学生・高校生・シニア(65歳以上)=1,300円、小・中学生=800円。5月19日まで。