新島八重が送った和歌二首、徳富蘇峰記念館で発見

新たに発見された新島八重が詠んだ自筆の和歌二首

新たに発見された新島八重が詠んだ自筆の和歌二首

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 新島八重が1930(昭和5)年4月に詠(うた)った自筆の和歌二首が徳富蘇峰記念館(二宮町二宮、TEL 0463-71-0266)で発見された。

 明治・大正・昭和期の出版人で言論界の重鎮だった徳富蘇峰の書簡、蔵書、原稿などを保存する同館。発見された作品は、八重が会津若松に最後の帰郷(昭和5年4月末)した際に詠んだもので、「同志社同窓会学友会期報五十五」(同年12月)にも掲載されている。

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 もう戻れないであろう故郷や菩提寺・大龍寺での思いを、会津のことも全てを知る徳富蘇峰に伝えたかったのだろうと推測されている。和歌と共に保管されていた封筒には、蘇峰の朱書きで「昭和五年初夏 新嶋未亡人和歌」と記載されている。

 同館学芸員の塩崎信彦さんは「今年1月から行われていた資料の整理作業で見つかった。通常は短冊に書かれるものが、このような形で見つかるのは大変珍しい。貴重な資料の発見で新島八重と徳富蘇峰の信頼関係の深さを感じる」と話す。

 開館時間は10時~16時。入館料は、一般=700円、高校・大学生=500円。月曜休館。

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