地元の農家と商工業者をつなげ地域の農商工連携による活性化を推進している小田原柑橘倶楽部(小田原市城内、TEL 0465-23-3246)が現在、農家と共に米作りを体験する「農援隊」の会員を募集している。
富士山を望む小田原市内の足柄平野(富水・成田地区)の田んぼを「みんなの田んぼ」として1年間所有して行う同企画。期間中は農家が管理するため、安心して農作業が体験できる。
体験は報徳二宮神社で行われる御田植祭と稲作講和からスタート。生育中の虫取りや草取り体験、稲の発育観察、抜穂祭の参列、農家による稲刈指導と収穫のほか、芋掘りたて体験などを行う。会員には収穫物の米10キロと芋5キロを頒布する。
オプションプログラム(有料)として、梅酒づくり(6月)や海釣り(7月)、片浦レモン狩り(11月)などの体験教室、オーベルジュ オー・ミラドーでの美食倶楽部(10月)などの企画も予定する。
農業指導は石井久喜さんと平塚昌廣さんが担当する。石井さんは「貴重な農業体験を楽しく経験できるチャンス。地域の農家を応援することにもなるので参加していただければ」と呼び掛ける。
参加費は1口2万5,000円。参加には1口につき2人の応募が必要。募集数は50 口。