小田原邸園交流館「清閑亭」(小田原市南町1、TEL 0465-22-2834)は7月27日、「黒田侯爵と村井弦斎好みの鮎料理を楽しむ会」を開催する。
貴族院副議長だった黒田長成侯爵の別邸だった「清閑亭」で、小田原ゆかりの明治の作家村井弦斎が好んだアユの味を楽しむ同企画。著書「食道楽」には小田原のアユを使った逸品が紹介されている。酒匂川のアユを好んだ弦斎と、アユ釣りが趣味であった長成をしのぶ。
当日は、同著にあるアユ料理を、元・箱根龍宮殿総料理長の小西正一さんが再現。100年の時空を超えた味の供宴となる。
開催時間は11時30分~13時30分。参加費は6,000円。定員は20人。申し込みは清閑亭で受け付けている。