小田原市は現在、2014年秋にグランドオープンする「小田原地下街」の愛称を募集している。
「小田原地下街」は小田原駅東口の活性化のために1976(昭和51)年に開業した。今回のグランドオープンでは、駅から直通のエスカレーターを新設し地下街への動線を確保。観光やイベントなど市内の情報を発信する「タウンカウンター」や「イベント広場」を設ける。
フロアは、小田原の農水産物や加工品、総菜や和洋菓子、木製品など「魅力的な」地域資源を取り扱う店舗を集めた「小田原ゾーン」、小田原ゾーンとの買い回りや親和性のある生活雑貨などを扱う店舗を配置した「物販ゾーン」で構成。外周にレストラン、サービス・カルチャーなどの目的性の高い業態を配置する方法をとり、フロア全体の回遊性を高める。
愛称募集の審査基準は覚えやすく親しみやすいこと、小田原地下街の特徴やコンセプトがイメージされていること、小田原らしさを感じられることの3点。応募用紙に記入の上、郵送、ファクス、市役所内の応募箱(2階ロビーに設置)で応募できる。応募フォームはホームページからダウンロードできる。
同市市街地整備課地下街再生係の霜田典亨さんは「小田原への熱い思いをぶつけて考えてほしい。ぜひ多くの方に応募していただければ」と呼び掛ける。
応募締め切りは1月31日。