熱海で現在、「梅の花」(熱海梅園)と「あたみ桜」(糸川遊歩道)が見頃を迎え、多くの花見客が訪れている。
毎年、同時期に花が咲く熱海の梅と桜。どちらも早咲きで一足早く春を鑑賞できる。熱海梅園の梅の開花状況は1月30日現在、園全体・58品種473本のうち322本が開花(二分咲き以上)している。五分咲き以上の木が80本、早咲き種は249本が三分咲きとなっている。今期は早咲きの梅の開花が昨年11月8日に確認され、ここ10年で一番早く咲いた。 最盛期は2月中旬~下旬となる予定という。同園では現在、「第70回熱海梅園 梅まつり」を開催中で多彩なイベントを実施している。
糸川遊歩道の桜の開花状況は1月30日現在、54本中54本が開花(三分咲き)。五分咲き以上の木は16本。最盛期は2月上旬から中旬の予定という。
同市秘書広報課広報情報室の杉山由記さんは「熱海では早咲きの梅が見頃。熱海梅園の梅まつりでは、週末に甘酒の無料サービスや各種イベントがあるので、ぜひ楽しんでいただければ」と来園を呼び掛ける。
市内糸川遊歩道では、「あたみ桜 糸川桜まつり」も開催。「毎日17時~23時までライトアップされ、夜桜の風景が幻想的。一足早い春を感じに熱海にお越しいただければ」とも。
熱海梅園の入園料は、市民・宿泊者=100円、一般=300円、中学生以下無料。「梅まつり」は3月9日まで。「糸川桜まつり」は2月16日まで。