熱海に3月10日、森の中のアトラクション施設「森の空中基地くすくす」(熱海市水口町、TEL 050-3786-0055)がオープンした。
「星野リゾート・リゾナーレ熱海」が運営する同施設。コンセプトは「大人は子どもに戻り、子どもは冒険家になれる空中基地」。樹齢300年のクスノキに作られたツリーハウスをメーンにしている。
スリル感のある「森の空中散歩」、バスケットを持ってツリーハウスでピクニックを楽しむ「樹上ピクニック」、森の香りを嗅いだり、葉っぱの形を観察したり、木の幹を触ったり「森のさわやかガイドウォーク」、夜のツリーハウスで過ごす「プライベートのランタンBar」、森のすがすがしい空気を吸いながら行う「森林浴ストレッチ」などを展開する。
「このクスノキを見た瞬間にやられた」と話すのは、国内外でさまざまなツリーハウスを誕生させてきたツリーハウスクリエーターの小林崇さん。森にそびえ立つクスノキを見て一気に創作意欲が湧いてきたという。空中散歩を設計者した田桑正樹さんは「このリゾナーレ熱海を初めて訪ねたとき、森に魅力を感じた。人の手が入っておらず可能性を感じた。この森に、家族がそれぞれ満足できる場所を作りたいと思った」と話す。同施設の開発を推進してきた松田直子さんは「熱海の森の魅力を体感できる施設。ぜひお越しいただければ」と利用を呼び掛ける。
同施設は「リゾナーレ熱海」の宿泊者が利用可能。施設の情報や利用金はホームページで確認できる。