箱根登山鉄道宮ノ下駅前にある「NARAYA CAFE(ならやカフェ)」(箱根町宮ノ下、TEL 0460-82-1259)で現在、手作りアトリエから生まれたブランド「gunung(グノン)」の作品をそろえた「sewing nerd展」が開催されている。
南足柄の小さなアトリエで商品を創作している同アトリエ。夫婦で様々な素材を使い、この世に一つしかないものを制作している。自転車のある生活をテーマにものつくりを始めたこともあり、自転車のタイヤを使った一眼レフ用のストラップ、キーホルダー、ベルト、リップケースなどの同店の人気商品のほか、パンチカーペットを使ったカラフルな作品、ステーショナリーなどが並ぶ。
同アトリエを主宰する山本敦さんは「通常では使われることのない素材を活かし、その意外性から生まれる驚きや楽しさ、発見が新たなクリエイションへ繋がるものと考え、日々制作活動をしている。『自転車』を軸に廃棄されてしまうタイヤチューブ、部品などを素材にアップサイクルなものづくりをしたり、縫製という手法を通して、身近にある様々なものを自由な発想で商品化したりして楽しんでいる」と話す。
会場となる「NARAYA CAFE」オーナーの安藤義和さんは「箱根越えをして自転車でくるお客さんも多いので楽しみ。gunungさんの世界を、多くの人に見ていただきたい」と来店を呼びかける。
営業時間は10時30分~18時。水曜・第4木曜定休。31日まで。