NPO法人小田原まちづくり応援団が8月9日、「海のなりわい・かまぼこ発祥の地めぐり」を開催する。
かつて、かまぼこや干物など水産加工店の多かった「小田原かまぼこ通り」を巡りながら港町・小田原の魅力を体感する同企画。小田原かまぼこ通り(小田原市本町)に活気を取り戻し活性化させることを目指し、かまぼこ業界の若手経営者らが立ち上がった「小田原かまぼこ通り活性化委員会」のイベント「かまぼこワッショイ!~小田原かまぼこ通り 千度小路(せんどこうじ)なりわい祭り~」と連携して行われる。
「千度小路(せんどこうじ)」は、小田原北條氏時代は漁村で、「船方村」とも呼ばれていた。江戸時代においても城下の漁業、廻船(かいせん)業、魚商の拠点で、明治から昭和43年まで魚市場もあり「小田原の漁業の発祥地」と位置づけられている。
同法人の金山摩美さんは「小田原ちょうちんを持ってまちあるきを楽しむ企画。小田原を支えてきた漁業の歴史に触れ合いながら、かまぼこ通りの活性化に一役買う。ぜひ参加していただければ」と呼び掛ける。
開催時間は、16時~18時。定員は20人。参加費は1,000円。集合・解散場所は「小田原宿なりわい交流館」(小田原市本町)。申し込みは清閑亭(TEL 0465-22-2834)まで。