小田原で8月3日、「小田原まちなか軽トラ 夕市」と「銀座自治会夏まつり」が同時開催され、多くの市民や観光客でにぎわいを見せた。主催は商店会の連合体「ほっとファイブタウン」。
平井書店裏から銀座通り交差点までの銀座通り南街区で開かれたこの日は、過去最高の56店舗が出店し、主催者発表で3500人が訪れた。「銀座通りの1区間だけにこれだけ多くの人が来てくれたことがうれしい」と話すのは実行委員会の松下善彦さん。「商店街の将来を考えると、このイベントが継続して開催される意味はとても大きい」と話す。
同イベントは開催場所と規模により、スポットゾーンで開店する「まちなかプチ朝市」、ストリートゾーンで開催する「小田原まちなか市場in緑一番会商店街」、エリアゾーンで展開する「小田原まちなか市場inほっとファイブタウン」と今回の「小田原まちなか軽トラ 夕市」があり、複合的なスキームでイベントを開催してきた。徐々に多くの市民や観光客に浸透しリピーターも多くなっているという。
運営に当たっては、実行委員会の中に若い人々を中心にしたボランティアチームを編成。松下さんは「商店街への集客誘致と回遊性の拡大を目指してきた。出店した人にも、参加してくれた市民や観光客にも、とても良い笑顔があった。この笑顔が次回開催のエネルギーになる」と振り返る。
次回は「まちなかプチ朝市」の形態で、8月10日に開催する予定。